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青き空の鐘を待つ 清流さん (30/4937)

歌詞
空っぽになった自分の心
誰かが救済されることもなく
その背負った罪はどれほど深いのかも
知らずただあの青い空を見上げる

沢を流れる清水を見つめ
感傷に浸りその身を沢へ
投げ出す事も考えて
だけどその一歩が踏み出せず

高く空を舞い上がる鳥は色鮮やかな外来種
インコなのかオウムなのかは分からない
いるべきでは無い場所に住み着く彼らを
僕はただ悔しがるしかなかった

広い世界を知らない井戸の中の蛙
かつて高き空から聞こえた鐘の音は
聞こえなくなり静まり返る
そして聞こえるのは鳥の羽ばたきだけ

普通の人になれない人の悲しみ
20年前も20年後も変わらない
哀れみの牢獄に囚われて
まだ空を見続ける

かつての自分を思い出してみる
あの頃には何も縛られず生きてたはず
背負った罪もなにも感じられず
ただ自由だったはずなのに

全てをあの頃に戻してほしい
何もかもを失う前の自分に
もう一度聞きたい聞くまで待ち続ける
青い空に響きわたるあの鐘を

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