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下総幻夢 清流さん (27/7212)

歌詞
弥生の宵は
どこか寒くて
月の光が無常に
千の葉を照らしゆく

松の枝が風に揺れ
針の様な葉が戸を当てて
幻想に囚われた汝を
現実に連れ戻す

下総から見る夜空は
幻の続きを見ているよう
桜も梨もまだ咲かぬが
星の輝きだけでまた夢見れる

下総の夢よ
儚く小さき思い乗せ
下総の夢よ
嘘も真も塗り替えて

下総の幻よ
来る春を待ちわびて
下総の幻よ
薄荷の香りに合わせ

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