Sumanna >

声なき声に力は無い ネットの海にて (20/6698-R3tC)

歌詞
声なき声に力を
声なき声に力を
そんな事言っても現実は変わらない
所詮はただの戯言にすぎないのだ



広大な電子の海
見渡せば黒い大海原
船をこいでも先が見えない
遭難すれば海の藻屑に

その海に浮かぶ浮島に
一人の小太りの男性
変な本を燃やしつつ
訳の分からぬ事を騒ぐ

折角なので小太りの男性の
声を耳に傾ける
「声なき声に力を」
彼はそう叫んでいた

声なき声とは何だと考える
あの小太りの男は何を伝えたかったのか
理解できないまま海を覗く
そして答えが見えてきた

声なき声の正体
それはネットの海に潜む者どもの
悍ましきも儚い
小さい小さい声であった

声なき声が力になる事は無い
何故なら海に潜む者どもの声など
意味など無いからだ
所詮は戯言、哀しい妄言



声なき声に力を
声なき声に力を
そんな事言っても現実は変わらない
所詮はただの妄言にすぎないのだ

Download