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水面に沈んでゆく弟
ゆっくり ゆっくりと
しかし僕はそれをただ
見ていることしかできなかった
それからすべてが変わった
「人殺し」「犯罪者」
ありもしない噂が飛び交う
僕は静かに涙を流す
だけれど僕に味方は居なかった
そこで初めて気付いたのさ
自分の無力感
何故こんなに無力なんだ
なにも出来ない僕は逃げることを選んだ
でも皆がしたことは決して忘れない
いつかこの思いを晴らすんだ
ではさようなら法政二中
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それから月日は流れ 僕は弁護士になった
あの日の記憶も遠いものとなってきた
これではいけない 忘れてはいけない
そうだ 永遠に記しておこう
中学時代様々な挫折を経験しました。
このとき弟を失い、
人が人に優しい社会をつくりたいと
思うようになりました